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アドバンス3

アドバンススリー

ベーシックセブンでリアライメントできなかった部位に対しては、肩関節や肩甲帯、股関節や骨盤帯、胸椎や腰椎など身体の各部位に対する個別のコアリラクゼーションを行う。

骨盤コンディショニング(ペルビック コンディショニング)

筋力差や脚長差がなくても主観的に”蹴りにくい脚”と”蹴りやすい脚”が自覚され、股関節伸展の力強さ、足音、地面反力などにも左右差が生じる場合がある。
重症例では、”片脚立位不可能または困難”、経度であっても体重が乗せにくい、ふらつきやすいなどの骨盤荷重伝達障害が起こりうる。

競歩、ランニング、スキー、スケート、自転車など本来左右対称に下肢を使うべき運動に置いてしばしば問題になる。

骨盤荷重伝達障害の改善には、骨格的な適合性の改善と筋および筋膜による安定化機構の改善、神経学的な適応が必要と考えられている。

骨盤コンディショニング(ペルコン)は骨盤アライメントと股関節可動域の対象化、インナーユニットの筋機能の改善と対称化、そして骨盤における荷重伝達機能の対象化、を目的としたエクササイズパッケージである。

ペルコンは、上述したような荷重伝達障害の他、出産前後、腰痛及び骨盤周囲痛患者、変形性股関節症患者、脊椎アライメント異常など様々な機能障害や疾患を対象とする。

骨盤スライド

目的

仙骨後傾、骨盤アライメントの対象化

方法

ストレッチポール上の基本姿勢から、骨盤周囲の筋をできる限りリラックスさせた状態で、ストレッチポールを転がしながら骨盤を水平に保ちつつ左右にスライドさせる。このとき、フェイスサイドにストレッチポールが当たる方向に、すなわち骨盤は基本姿勢からバックサイド方向にスライドさせる。

骨盤スライドは10~20回程度反復する。

解説

ストレッチポール上の基本姿勢において仙骨は寛骨に対して後傾し、骨盤はloosepacked positionに誘導され、アライメントの変化を起こしやすい状態が得られる。

この状態で、骨盤をバックサイド方向にスライドさせると、ストレッチポールはフェースサイドで後傾位にある寛骨の下に移動し、その寛骨を前掲させる方向に作用する。

この骨盤スライドを反復することにより、モビライゼーション効果によって骨盤の対象化が促される。

ワイパー運動

目的

股関節外旋筋のリラクゼーション、大腿骨頭の後方移動

方法

ストレッチポール上の基本姿勢から、片側下肢を伸展位とする。
この状態から、膝伸展位を保ちつつ、股関節を内旋・外旋を10回程度反復する。
最初の5回は可動域の80%以内の軽い内外旋とし、後半の5回は徐々に内旋方向に可動域を拡大する。
必ず左右実施する。

解説

股関節外旋筋は股関節内旋に対する拮抗筋であるだけではなく、内旋時の大腿骨頭後方移動を物理的にブロックする位置にある。このため、正常な内旋を誘導するには、外旋筋の弛緩が必要である。

骨盤スライドにより骨盤の対称化が得られ、仙骨が後傾すると股関節後方の軟部組織は弛緩する。
その状況下で、股関節の内外旋を反復することにより、内旋時の大腿骨頭後方移動を拡大することができる。関節の器質的な損害がなければ、この運動により屈曲可動域の拡大と前方の詰まり感の解消が得られる。

フロッグキック

目的

大腿骨頭の関節包内運動の拡大、恥骨結合のアライメント正常化

方法

ストレッチポール上の基本姿勢から、片側下肢を伸展位とする。
この状態から次の4つの運動を1サイクルとする運動を5回程度反復する。
まず、膝伸展位を保ちつつ、股関節を内旋する。
第2に、股関節内旋位に保ちつつ。
踵を床から浮かさずに、股関節を屈曲する。
第3に、股関節を開排する。
第4に、股関節外旋位を保ちつつ下肢を伸展する。

解説

この運動では、1サイクルの運動中に大腿骨頭が臼蓋内のすべての方向に移動する。これにより、関節包内の運動範囲を拡大し、股関節の運動域の拡大を図る。また第3の股関節開排では同側の恥骨結合を開大しつつ恥骨を下制させることにより、恥骨結合のアライメントを対照化する効果が得られる。

鼠蹊部痛など開排制限が著明な症例において特に有効である。

バタ足

目的

仙骨前傾による骨盤安定化、大腿骨頭の後方移動、大腿直筋のリラクゼーション、インナーユニットの機能改善

方法

ストレッチポール上の基本姿勢から、膝関節を屈曲しつつ両股関節を拳上する。

このとき下肢を股関節上でバランスが取れる位置に置くことにより、股関節周囲筋をできる限りリラックスさせる。また、その状態で軽く深呼吸を行い、バランスを取りつつ全身をリラックスさせる。その状態から、口すぼめ呼吸を行いつつ、水泳のバタ足のように膝関節の屈曲・伸展(運動範囲は屈曲120°から最大屈曲)を交互に行う。

この運動を10秒程度継続する。

解説

ストレッチポール上で両下肢を拳上すると、両寛骨が後傾位となり、ストレッチポールは仙骨を前傾させる方向に作用する。その状態でバタ足を行うことにより、振動が仙腸関節に加わり、仙骨前傾が促され、骨盤はclose-packe positionに誘導される。

下肢をリラックスさせてバタ足を行うことにより、大腿直筋の緊張の軽減とともに、大腿骨頭の後方移動の促進が期待される。また、口すぼめ呼吸と同期させることにより、骨盤の振動に対して腹横筋の活動を高めつつ体幹を安定化する効果亜期待される。

バイク

目的

仙骨前傾による骨盤安定化、腸腰筋の機能改善、インナーユニットの機能改善、荷重伝達機能障害の改善

方法

ストレッチポール上の基本姿勢から、膝関節を屈曲しつつ両股関節を拳上する。
このとき下肢を股関節上でバランスが取れる位置に置くことにより、股関節周囲筋を出来る限りリラックスさせる。
また、その状態で軽く深呼吸を行い、バランスを取りつつ全身を十分にリラックスさせる。
その状態から、口すぼめ呼吸を行いつつ、左右交互に股関節の伸展・屈曲を繰り返す。
股関節屈曲を20回繰り返すが、最初の10回は股関節90~110°程度の軽い振動とし、後半の10回は下肢を腰椎前弯が起こらない範囲で下肢を伸展させる。

解説

ストレッチポール上で両下肢を拳上すると、両寛骨が後傾位となり、ストレッチポールは仙骨を前傾させる方向に作用する。その状態でバイクを行うことにより、振動が仙腸関節に加わり、仙骨前傾が促され骨盤はclose-packed positionに誘導される。

下肢をリラックスさせて交互に股関節屈曲・伸展を繰り返すことにより、大腿骨頭の後方および腸腰筋の機能改善を測る。また、口すぼめ呼吸と同期させることにより、骨盤の振動に対して腹横筋の活動を高めつつ体幹を安定化する効果が期待される。

下肢の伸展可動域を増加させることにより、仙骨前傾位で骨盤輪の安定性を高めつつ、腹筋群と腸腰筋の協調した筋活動パターンを学習させる。これにより骨盤輪を安定化させるユニットの機能改善と荷重伝達機能障害の改善を図る。

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