トリートメントオイルとは、精油を植物油で希釈したオイルです。
精油を直接肌に付けることはできませんので、必ず植物油で希釈してから使いましょう。
1.準備油
・精油 ・植物油 ・ビーカー ・ガラス棒 ・遮光ビン ・ラベルシール
2.手順
- ビーカーで植物油を量ります。
- 植物油の量に対する精油の滴数を求めます。
- 目的に合わせて、1種類から数種類の精油を選びます。
- 精油を植物油に希釈して、ガラス棒でよくかき混ぜます。
- 作製したトリートメントオイルは、できるだけその場で使い切りますが、余ったオイルは、遮光ビンに入れて保管し、早めに使い切りましょう。
(作製日をシールに書いて葉っておきます。)
3.希釈濃度について
精油と植物油の希釈濃度は、1%以下の目安で考えます。
一般的に精油のビンから出る1滴が0.05mlなので、植物油10ml当たり精油2滴が1%濃度です。
植物油20mlのときは精油4滴まで、30mlのときは6滴まで精油を入れてもよいことになります。
なお、顔などの敏感な部分に使用するときは、少なめの滴数にすることがあります。
部分トリートメントなら、1回当たり植物油10ml、精油2滴以内のトリートメントオイルを作っておくとよいでしょう。
顔の場合は、10ml当たり精油は1滴としましょう。
4.パッチテストについて
希釈オイルに従ったトリートメントオイルを、前腕部の内側に塗り、24~48時間放置します。
肌にかゆみや炎症などの異常が起こらないかどうかを確認してから、トリートメントオイルを使います。
もし、途中で異常が見られたら、大量の水で洗い流すようにしましょう。