顔のトリートメントには、しわ、たるみを改善したり、目の疲れを緩和したりする作用があります。
しわやたるみには、ネロリやローズ、サンダルウッド(白檀)、フランキンセンス、ゼラニウム等が向いています。
目の疲れにはラベンダーが適していますが、他の精油であっても目の周りやこめかみなどを丁寧にプッシュすることで疲れの改善につながります。
ラベンダーやネロリ、カモミールなどリラックス作用がある精油を用いれば、不眠の解消につながる事もあります。
1.100円玉大のオイルを手に取って、両方の手のひらに広げ、顔全体に塗布する。
額は下から上に、ほほは手の平を縦に置き、鼻の横から耳に向かって全体に伸ばす。
あまり力を入れずにそっと行う。
2.額は手のひらを横に使い、左右交互に軽擦法(エフルラージュ)を行う。
3.指の腹で目頭の横に軽く触れる。
そのまま、中指を使い、真由のすぐ下の骨に沿いながら、目の周りを圧迫法(プレシオン)で1周する。
目の周りの皮膚はしわになりやすいので、優しく行うこと。
4.薬指と中指を使い、目の周りを1周しながら、2~3回軽擦法(エフルラージュ)を行う。
5.両手の中指を重ねて鼻の下の1点をプッシュする。
6.両手の中指を重ねて、あごの中心をプッシュする。
7.左右のこめかみを中指でプッシュする。
8.あごから耳の下、口角から耳の中央、小鼻からこめかみに向かって、円を描きながら順番に軽擦法(エフルラージュ)を行う。
9.両手の中指と薬指で手を交互に使いながら、片頬ずつ叩打法(パタージュ)を行う。
10.最後に1と同じように額は下から上に、頬はあ手の平を縦に置き、鼻の横から耳に向かって全体に伸ばして終了する。