最も望ましいのは、トリートメント陽のベッドを使うことですが、難しい場合には、布団の上か、ヨガマットの上でトリートメントを行います。
クライアントには、両足の付け根から足の指先までをトリートメント出来るように服を脱いでもらいます。
下半身を覆う事が出来るバスタオルを用意します。
1.クライアントにうつぶせになってもらい、タオルを被せる。
2.クライアントの片足を出し、もう一方の脚はタオルで覆った状態にしておく。
3.片手に500円大のオイルを取り、両方の手のひらに馴染ませる。
4.クライアントの足首から足の付け根に向かって両手でオイルを塗布する。
5.クライアントの足首から膝裏に向かって、両手の親指の腹で大き目の円を描く。
6.両手を交互に使いながら、親指と残りの4本の指でふくらはぎの揉捏法(ニーディング)を行う。(3回以上)
7.両手を同時に使いながら、親指と残りの4本の指でふくらはぎの揉捏法(ニーディング)を行う。(3回以上)
8.クライアントの膝裏に両手の親指の腹で円を描く。
9.両手を交互に使いながら、親指と残りの4本の指で太ももの揉捏法(ニーディング)を行う。(3回以上)。
10.両手を同時に使いながら、親指と残りの4本の指で太ももの揉捏法(ニーディング)を行う。(3回以上)。
11.足首から足の付け根、足の付け根から足首に戻る軽擦法(エフルラージュ)を両手で3回ほど行う。
12.足全体を覆うようにタオルをかけ、片足を出す。
13.500円玉大のオイルを片手に取り、両方の手のひらに馴染ませる。
14.クライアントの足首から足の付け根に向かって両手でオイルを塗布する。
足首から足の付け根、足の付け根から足首に戻る軽擦法(エフルラージュ)を両手で3回ほど行う。
膝の上は、あまり力を入れないように気を付ける。
15.足の甲の骨間の強擦法(フリクション)を行う。
両手の親指を交互に使いながら、足首から指の方向に向かって行う。
(小指と薬指の間→薬指と中指の間→中指と人差し指の間→人差し指と親指の間)
16.足の裏の指の付け根から指先に向かって、両手の親指の腹を交互に使いながら、強擦法(フリクション)を行う。
親指から小指の順番で行う。
17.足の裏全体を片手親指の腹でほぐしていく。
18.両手を交互に使いながら、親指と残りの4本で太ももの揉捏法(ニーディング)を行う。(3回以上)
19.足の裏全体を片手親指の腹でほぐしていく。
20.クライアントの足首から足の付け根に向かって両手でオイルを塗布する。
足首から足の付け根、足の付け根から足首に戻る軽擦法(エフルラージュ)を両手で3回ほど行って終了。
膝の上は、あまり力を入れないように気を付ける。
まず、家族や友人など身近な人に協力してもらい、練習いましょう。
終わった後は、率直な感想を聞いておきましょう。
一度だけでなく何度か繰り返すうちに作用が現れることもありますので、経過を観察しておきましょう。