1.親子のきずなを深めるために
親が赤ちゃんの肌に触れることは、赤ちゃんと親の両方に安心感をもたらす効果があるとされています。
親子の関係は、放っておけば自然に出来上がるもの絵はなく、努力の積み重ねによって築いていくものですが、ベビーマッサージは言葉のやり取りが難しい時期の親子のきずなを深めるためには、有効なコミュニケーションの1つになるのです。
赤ちゃんは、親から触れられたり、撫でられたりすることによって、自分が受け入れられていることを実感します。
生まれて間もないころから、皮膚を通じて親の愛情を受け取っている赤ちゃんは、情緒的に安定した子供に成長していきます。
一方の親にとっても、赤ちゃんに触れることを通じて、親としての地震や愛情を深めることに繋がっていくのです。
2.赤ちゃんからのサインを受け取るために
赤ちゃんの授乳をしたり、おむつを替えたり、お風呂に入れたりしながら、親は赤ちゃんから心と体のサインを受け取っています。
しかし、日常的な育児の忙しさに追われていると、赤ちゃんのサインをつい見逃してしまうこともあるのです。
ベビーマッサージは、別の視点から赤ちゃんを観察良い機会になります。
ベビーマッサージ中には、赤ちゃんの動きや表情、全身の状態をくまなく観察する事が出来ます。
ベビーマッサージを通じて、普段は気づかなかった赤ちゃんからのメッセージを受け取ってみましょう。
3.赤ちゃんの健やかな成長のために
生命の初期段階では、人間の体の各部は外胚葉、中胚葉、内の3つに分けていました。
脳と皮膚は同じ外胚葉、に由来しています。
そのため、皮膚を刺激することは、赤ちゃんの脳を発達させることにもつながりますし、神経系をリラックスさせてくれます。
さらに、自分ではまだあまり動けない赤ちゃんにとって、ベビーマッサージは運動の一つと考えることもできるのです。
血液循環をよくし、老廃物を排泄する事も赤ちゃんの健康につながります。
衣服を脱いで全身を空気にさらし、自由に動くことも、健康な身体作りには良い作用をもたらしてくれます。