イランイラン
特徴 | 熱帯地方に咲くイランイランの花びらから抽出される精油で、甘く濃厚でセクシーな香りがします。間脳的な気分を高める特性を持っているものの、好き嫌いが分かれるといわれています。緊張をほぐし、リラックスさせてくれる効果も高いので、就寝前のアロマバスや、寝室にアロマランプで香らせておき、ゆったりとした雰囲気づくりを楽しみましょう。 |
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エピソード | マレー語では「花の中の花」という意味です。古来より官能的な気分を誘うため、現在でもインドネシアでは新婚カップルのベッドにこの花をまく習慣があります。 |
ワンポイントアドバイス | 使用量が多すぎると頭痛や吐き気の症状が出ることもあります。炎症を生じた皮膚、皮膚炎えお起こした皮膚への使用はできません。 |
オレンジ・スウィート
特徴 | 子どもから大人まで性別を問わず愛される心地よい香りです。甘くさわやかな香りのため、気分がふさいでいる時、落ち込んでいる時、心配事があると沖などに効果を発揮します。また、リラックス効果も高く、心地よく眠りたい時に使用するとぐっすり眠れます。ラベンダーやスイート・マージョラムとの相性もいいため、ブレンドして使うと相乗効果が期待できます。 |
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エピソード | 女神アフロディーテに捧げられた黄金のリンゴ(ギリシャ神話)は、オレンジだったといわれています。古来より欧州では『無垢』『多産』を象徴する果実でした。 |
ワンポイントアドバイス | 皮膚を刺激するので、肌への使用後12時間は紫外線を避けましょう。 |
カモミール・ローマン
特徴 | 『女性と子供の精油』としてヨーロッパでは古くから民間治療薬に使われてきました。植物の香りの中にフルーティな香りをたたえ、不安、緊張、怒り、恐怖といった感情を解きほぐし、深く心を落ち着かせてくれます。また、ラベンダー、オレンジ・スウィート、スイート・マージョラムと並び、心地よく眠るときに使用される頻度が高いのも特徴です。 |
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エピソード | ギリシャ語で『地面のリンゴ』という意味を持つカモミールですが、古代エジプト時代から様々な用途で使われてきた最も古いハーブの一つです。 |
ワンポイントアドバイス | 作用が穏やかなので、子供にも安心して使用できます。神経作用があるので妊娠初期の方の使用は避けましょう。キク科アレルギーの方には注意が必要です。 |
カルダモン
特徴 | スパイシーでレモン調の香りが特徴的な精油です。とげとげしい雰囲気を和らげられる力を持っているといわれています。スパイシーな香りが頭をシャキッとさせてくれるので、長時間の労働や勉強疲れに使うと、いい気分転換になります。また、イランイラン、パチュリ同様に催淫特性がある精油の一つでもあります。 |
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エピソード | インドや中国におけるフットセラピーでは、3000年以上も前からカルダモンの実は重要だとされてきました。インド料理ではスパイスの女王と呼ばれています。 |
ワンポイントアドバイス | セクシーな香りの手作り香水を作りたいときには、カルダモンの配合がおすすめです。肌に刺激をともなうことがある為敏感肌の方には注意が必要です。 |