ほどよい甘さの初夏の果物、がん予防効果が期待される
日本で栽培が始まったのは江戸時代で、初夏の味覚として親しまれています。
みずみずしくてさわやかな甘さの果肉には、β‐カロテンやβ‐クリプトキサンチンを多く含有。
皮膚や粘膜、消化器官のは盥を正常にし、生活習慣病予防に効果があります。
また、抗酸化作用があり、がん予防の効果が期待されている成分、クロロゲン酸も含まれています。
びわの葉にもタンニン等が含まれ、漢方や民間療法で用いられます。
期待される効果
- がん予防
- 生活習慣病予防
- 皮膚や粘膜を健康に
保存方法
- 風通しが涼しい場合で保存、日持ちもしないので早めに食べる
食べ方のポイント
- 冷やかし過ぎると風味が落ちるので、食べる2~3時間前から冷蔵庫へ。
- 皮ごと水でそっと洗い、へそ(底のくぼんだ部分)から皮をむくと簡単にむける。
主な栄養成分 | 可食部100gあたり |
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エネルギー | 40kcal |
カルシウム | 0.1mg |
カリウム | 16mg |
ビタミンA(レチノール活性当量) | 68μg |
ビタミンC | 5mg |
ビタミンE | 1.1mg |
食物繊維 | 1.6g |
科・属 | バラ科ビワ属 |
和名 | 枇琶 |
原産地 | 中国 |
主な産地 | 長崎県、千葉県、香川県 |
おいしい時期 | 5~6月 |
選び方
果皮にハリやツヤがあるもの。うぶ毛があり、白い粉(プルーム)がついているもの