サラダやをはなやかに彩る
薄切りにした断面が星の形に見えることが名前の由来で、日本では沖縄県や宮崎県で栽培されています。
果肉は黄色で果汁を多く含み、甘酢っぽく、梨に似たシャリシャリとした食感があります。
皮が薄いので、緑がかった角の部分だけを面取りするように注ぎ落とし、星形を生かして薄くスライスし、サラダやデザートを華やかに彩るアクセントにしてもよいでしょう。
栄養面では、カリウムが比較的豊富です。
保存方法
- 皮が緑色の未熟なものは酸味が強いため、20℃前後で追熟させる。
- 熟した物は野菜室へ。食べきれない場合は砂糖漬けやジャムにしてもよい。
食べ方のポイント
- 皮が濃い黄色~オレンジ色になったら食べごろ。
- 溝の部分を縦にカットして、スティック状にして食べると口当たりが良い。
期待できる効果
- 高血圧の予防・改善
- むくみの改善
主な栄養成分 | 可食部100gあたり |
---|---|
エネルギー | 30kcal |
鉄 | 0.2mg |
カルシウム | 5mg |
カリウム | 140mg |
ビタミンA(レチノール活性当量) | 6μg |
ビタミンC | 12mg |
ビタミンE | 0.2mg |
食物繊維 | 1.8g |
科・属 | カタバミ科ゴレンシ属 |
和名 | 五斂子 |
原産地 | 東南アジア |
主な産地 | 沖縄県 |
おいしい時期 | 10~3月 |