からだの歪みが生じてくると、姿勢が不安定になり体に無理が生じ、筋肉の緊張度が偏るので、肩こりや腰痛、歩行姿勢、特にスポーツマンの歪みなどに影響が出ます。
毎日少しづつ自分で体の軸及びバランスを確認して健康な毎日を送りましょう。
カラダの各部位毎に、チェックをしましょう。
1.顎 | 2.頚 | 3.肩甲骨 | 4.脊柱 |
5.骨盤 | 6.股関節 | 7.足首 |
顎
1.下顎の左右差をチェック
両手を下顎につけて、左右に動かす。より大きく動く方で噛む癖がある。噛む癖があるほうの顎の幅は大きく、頬のふくらみが少ない。
2.更に顎全体のバランスを見る
今度は下顎に手を添えてゆっくりと時計回り、反時計回りに回転させる。動かしやすい方があったら、そちらでばかり噛んでいる証拠
顎が気になる人は、こちらまで。
頚
1.頚椎のカーブを確認
壁を背にして椅子に座る。腰と肩を壁につけるようにしたとき、後頭部が壁につけばOK。頭が前に出たら頚のカーブが足りない。
(脛椎の反りが少ないストレートネックの場合、頚構えに出て、頭が壁につかない。)
2.頚の左右の偏りテスト
鏡の前で椅子に深く座る。両手は腿において肩の位置を固定する。楽な姿勢をとり、首がカラダの中心線からズレたり傾いていたら×。
頚が気になる人は、こちらまで。
肩甲骨
1.肩甲骨の位置をチェック
肘を曲げて両手を耳の後に当てる。横目で見たとき、視野に入る肘の面積が大きい方が肩甲骨が、外に向かって開いていると言うこと。
2.肩の高さを見る。
両足を腰幅に開いて椅子に座る。両手を体側に自然に垂らす。このとき左右の肩の高さが同じならOK。左右差がある場合、歪みがある。
肩甲骨が気になる人は、こちらまで。
脊柱
1.脊柱のカーブ、S字を描いているか。
壁を背にして、真っ直ぐに立つ。踵、お尻、肩、頭を壁につけたとき、背中に掌一枚分の隙間が出来れば理想的
2.脊柱の側弯の左右差をチェック
脚を肩幅に開いて両手を腰に当てる。臍を軸にして左右に上体を傾ける。深く曲がる方が脊柱の側弯が強い。
3.脊柱の回旋は左右均等?
両足を肩幅に開いて立つ。両手を胸の前で合わせて、後に振り向く。振り向きにくい方が脊柱の会剪力が弱い。
脊柱が気になる人は、こちら(1.、2.)まで。
骨盤
1.真っ直ぐに立った時骨盤がフラット
両足を肩幅に開いて立つ。両手を骨盤前面に当てて、真っ直ぐに立った時、掌がフラットのままならOK。
☆両手の親指をおへその下の腸骨の天辺に沿わせ、人差し指と中指を恥骨に当てて行う。
(左は人差し指が前に出て骨盤が後傾している例。右は親指が前に出る骨盤前傾の例。)
2.骨盤の左右の回旋をチェック
今度は長座し、手を胸の前でクロスして目を閉じる。そのまま片方ずつおしりを引き上げて前進。真っ直ぐ進めばOK。
(骨盤がどちらかに回旋していると、軌道はそちらの側に曲がってしまう。)
3.骨盤の傾斜、左右で傾きが違う?
床に長座する。両腕は肩の高さで水平に伸ばす。片方の尻を床から浮かせる重心を乗せにくい方の骨盤が傾斜している。
骨盤が気になる人は、こちらまで。
股関節
1.股関節の内外転をチェック
両足を大きく開いて立つ。手を同じ側の股関節に置き、上体を横に倒す。左右同じ程度の倒れ具合ならOK。
(どちらかが倒れやすい場合、軸脚の股関節は内転しにくく、反対の股関節は外転しにくい)
2.股関節の内旋、外旋の具合をみる。
両手を体の後ろの床につけ、両脚を伸ばして座った時、つま先の角度が均等に開く場合は歪が少ない。
(左右差がある場合、角度が大きく開く方の股関節は外旋、角度があまり開かない方は内旋気味)
3.股関節を伸ばして曲げる。左右差は?
仰向け姿勢で左右の脚を上げる。うつ伏せになって膝を曲げる。上げにくく曲がりにくい方が股関節の屈曲、伸展が弱い。
股関節が気になる人は、こちらまで。
足首
1.足首の柔軟性をテストする
膝を両手で抱えて深くしゃがむ。踵が床から離れなければOK。出来る人は両手を腰の後で組んでみよう。
(腰を落とした時、踵が浮いてしまう場合は、足首の柔軟性不足。その上の膝や腰に歪が出やすい傾向が。)
2.足首の内反と外反の傾向を観察
両足を開いて立ち、脚の外側、内側で立ってみる。左右どちらかが外に行き過ぎると外反、内側に行き過ぎると内反。
3.足の裏の形の位置で分る理想的な足
親指の外側と内くるぶしを結んだ線上に舟状骨というぐりぐりがあり、踵を地面につけた時の足形が写真のようならOK
足首が気になる人は、こちらまで。
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